スピリチュアリスト直希の思うこと

主よ、私は思いこんでいました。

私の心が愛にみなぎっていると。

でも、心に手を当ててみて、本音に気づかされました。

私が愛していたのは他人ではなく、他人の中の自分を愛していた事実に。

主よ、私が自分自身から解放されますように。



主よ、私は思いこんでいました。

私は与えるべきことは何でも与えていたと。

でも、胸に手を当ててみて、真実がわかったのです。

私の方こそ与えられていたのだと。

主よ、私が自分自身から解放されますように。



主よ、私は信じ切っていました。

自分が貧しい者であることを。

でも、胸に手を当ててみて、本音に気づかされました。

実は思い上がりと妬みとの心に、私がふくれあがっていたことを。

主よ、私が自分自身から解放されますように。



マザー・テレサ





多くの人は他人の尊大な態度や偉そうな言動を目にした時に傲慢さを意識します。

しかし、傲慢さは誰の中にもありますし、尊大な態度や偉そうな言動だけが傲慢さではありません。

スピリチュアルな視点で見れば「人は皆、未熟」ですが、それは「人は皆、傲慢」であるとも言い換えられますが、目に見える形で傲慢さが表れていなくても、人の心の中には必ず傲慢さがあり、気づかぬうちに傲慢さが大きくなっていることもあるのです。

「自分自身から解放されますように」を読めば、霊性が非常に高いマザー・テレサであっても自身の傲慢さに気づかなかったのだとわかります。

マザー・テレサでさえそうなのですから、私たちなら、尚のこと、自身の傲慢さに気づけないはずです。

だから、常に自分の中にある傲慢さに目を光らせて、傲慢さが膨れ上がらないように自分を戒めなければならないのです。



あなたも、僕も自分自身から解放されますように。

小我ではなく、大我で生きられますように。

自分を見失わず、謙虚に生きられますように。




P.S.自分は正しい、自分は賢い、自分は偉い、自分は凄い、自分は良いことをしている、自分はいい人間、自分はまともだ、、、という思い(感情)が強い時は、ほぼ間違いなく傲慢になっているので要注意です。