スピリチュアリスト直希の思うこと

先日のブログ《似非スピリチュアルに惑わされない！》に寄せられたコメントを取り上げたいと思います。


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お名前: U

直希さん、ご無沙汰しています。

とても心に響きました。

ものすごく辛いことが起こった時、自分はここで気づかないといけないんだなと思っても、やっぱり辛さは波のように繰り返し湧き上がります。

大我と小我の境目はどこですかね？ 


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U様、コメントありがとうございます。

まず辛いことが起こった時に辛いという感情が湧き起こるのはごく当然のことだと思います。

頭では「ここで気づかないといけないんだな」と思っても感情にのまれてしまい、冷静に考えたり、正しく分析できないはずです。

これは皆、そうでしょう。

人によって違い（差）があるとするのなら「感情にのまれている時間が長いか、短いか」だけだと思います。

辛いと思う内容は人によって異なりますが、不思議なくらい自分の一番弱点を突いてくる出来事が起こるはずです。

これは「カルマの法則」が働くからですが、人はピンポイントで自分の弱点を突かれると冷静さを保とうとしても、つい感情にのまれてしまいます。

しかし、「経験と感動」を重ね、そして、スピリチュアリズム（霊的真理）の理解が深まるにつれて、辛いことが起こっても少しずつ理性を保てるようになります。

だから、様々な「経験と感動」を重ねながら、自身でスピリチュアリズムを学び続けることがとても大切なのです。


コメントには「大我と小我の境目」とありますが、大我と小我は明確に「ここからが小我」「ここからは大我」という境目（測り）がありません。

それに同じ行動（まては同じ発言）でも、その日によって小我と大我の割合は変わると思います。

大我と小我はあくまで「感性」で測るものなので、自身の「感性」が磨かれていくと「（過去に）大我と思っていたことが実は小我だった」ということにも気づきます。

だから、普段から様々な真善美に触れて自身の「感性」を磨きながら、常に内観をする姿勢がとても大切なのです。

人はどこまでも小我な生き物。

現世に生きている間は必ず小我が顔を出します。

だから、自身の未熟さを受け入れ、謙虚に小我と向き合い、小我を大我に変えていきましょう。

僕も努力します。





P.S.似非スピリチュアルにハマる人ほど「小我と大我を考えながら生きるのは面倒くさい」「もっと自由に、自分の好きなように生きたい」と思うようですが、自分を深く見つめず、動機も正さず、善悪や正しい、間違いの判断も出来ない状態でいても幸せと思うのは、それはそれでおめでたいことだと思うので、好きにしたらいいと僕は個人的には思っています。