スピリチュアリスト直希の思うこと

自分自身で気をつけていることや守っているルールがあると、人は「〜すべき」「〜あるべき」と考えます。

そして、その考えを無意識に他人に当てはめてしまうのです。

わかりやすく言えば「自分に厳しくしていることは、他人にも厳しくしがち」ということです。

だから、「〜すべき」「〜あるべき」という考えが強い人（または多い人）は人間関係でトラブルを生みやすいですし、他人から誤解されやすいといえます。

確かに「〜すべき」「〜あるべき」の考えが「その通り」ということもありますが、世の中には色々な人がいますし、色々な事情があり、また組織やコミュニティによって独自のルールや風潮があります。

だから、自分自身で気をつけていることや守っているルールも、それを気にしていなかったり、ルールを守らない人が必ずいるということを理解し、受け入れた上で生きる必要があるのです。


きっと、このブログを読んでいる人の中にも「〜すべき」「〜あるべき」という考えが強い人がいるはずです。

もし、あなたがそういう人で、今ストレスフルでイライラしているのなら少しだけ「〜すべき」「〜あるべき」という考えを緩めてみてください。

あなたには、あなたの理由（理屈）があって「〜すべき」「〜あるべき」と考えているのでしょうが、人は皆、生き方や考え方が違うし、重きを置いていること（価値観や優先順位）も違うのです。

だから、自分自身で気をつけていることや守っているルールは「あくまで」自分の中だけで留めておき、他人には求めないでください。

「〜すべき」「〜あるべき」という考えを他人に求めることは、自分の価値観を他人に押し付けることと同じです。

あなたが他人から「〜すべき」「〜あるべき」と価値観を押し付けられたら嫌な気持ちになるように他人も嫌なのです。

たとえ「〜すべき」「〜あるべき」の考えが正しいことや良いことだとしても押し付けてはいけません。

正しいことや良いことも人それぞれ違うし、あなたにとったほ正しいことや良いことが他人にとっても正しいことや良いことであるとは限らないからです。

特にスピリチュアリズムを学ぶ人には真面目な人、常識的な人、筋が通っている人が多く、そういう人ほど「〜すべき」「〜あるべき」と考える傾向があります。

だから、スピリチュアリストに必要なのは柔軟さであり、そして、他人を裁かないという寛大さと謙虚さだと思うのです。

それがスピリチュアリストの課題の一つであるとも思いますし、僕自身を客観視してみても実際そうですからね。（笑）




P.S.イライラして批判的になっていたり、不平不満や愚痴が多い時はたいてい自分の考える「〜すべき」「〜あるべき」を他人に当てはめていますから、そのことにまず気づくことが大事でしょう。