スピリチュアリスト直希の思うこと

いいと思うことも、正しいと思うことも人それぞれ違います。

だから、自分がいいと思うことも、正しいと思うことも、他人に押し付けてはいけないのです。

他人に押し付けることは相手にとってみれば迷惑であり、不愉快だからです。

このことは健康食品やネットワークビジネス、新興宗教の勧誘を見ればわかると思います。

彼らには悪意がなく「これは、いい物（いいこと）だから！」「これは、正しいことだから！」という善意で他人を勧誘しています。

しかし、その善意を押し付ける姿勢は非常に問題です。

善意を押し付けるから、やり方が強引になるし、しつこいし、トラブルを生むのです。

健康食品やネットワークビジネス、新興宗教の勧誘はわかりやすい例ですが、このような善意の押し付け、すなわち自分の価値観の押し付けは私たちがよくやりがちだといえます。

聞かれてもないのにアドバイスをしたり、頼まれてもないのに情報を教えてあげたりなど、相手から「求められていない」のに「よかれ」と思って「してあげている」こと。

その行為は「お節介」であり、相手からすると迷惑である可能性が非常に高いのです。

「小さな親切、大きなお世話」という言葉があるように、相手から「求められていない」のにする行為は大きなお世話であり、ただの自己満足です。

このことに気づけないでいると「ウザい人」「迷惑な人」「面倒くさい人」「空気が読めない人」になり、人から嫌われてしまいます。

だから、自分の価値観や正義を他人に押し付けることはせず、「求められていないことはしない」に徹することなのです。

それが良い人間関係を築くポイントでもあるし、人から信用されるためのポイントでもあると思います。




P.S.健康食品やネットワークビジネス、新興宗教の勧誘を受けたら「私がやりたいと思った時に、私の方からお声掛けしますね！」とやんわり断って、それでもしつこく勧誘されるようなら「私の方から声掛けしますって言いましたよね？」と強めに断ることをオススメします。