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2021年08月20日

救いたいのは誰?

誰かのために一生懸命になることは素晴らしいことだと思います。

しかし、それも度を越すようであれば、一度、立ち止まって冷静に考えなければなりません。
(本人は度を越していることに、なかなか気づけないでしょうが…)

「本当に、あなたが救いたい人は誰ですか?」

誰かのために一生懸命になる人は「人を救いたい」と言うかもしれませんが、度を越した言動をとる人が救いたいのは絶対に「自分自身」です。

これは間違いありません。

救いたい人に自分を投影して、相手の中に自分自身の姿を見ている。

だから、度を越した言動をとってしまい、相手を「依存」させたり、「共依存」の関係になってしまうのです。

「人のため」が本当は人のためでなく、「自分のため」ということはよくある話です。

大我(利他愛)に必要なのは「感情」ではなく「理性」なのですから、「人のため」に何かをする時こそ「理性」を失わず、「本当に救いたいのは誰なのか?」ということを常に自問自答すべきなのだと思います。




P.S.困っている人を助けることは悪いことではありませんが、困っている人が自分で困る状況を作り出していることは多いですから、そういう人を無闇に助けたり、安易に手を差し伸べると必ず「依存」という結果を生みますから、時には心を鬼にして「相手のことを本当に思うからこそ突き放したり、何もしない」という選択も大事なのです。

救いたいのは誰?



Posted by スピリチュアリスト 直希 at 17:43│Comments(0)
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