スピリチュアリスト直希の思うこと

先祖崇拝の文化がある沖縄では、先祖にお願い事をする人が多いように感じます。

しかし、先祖は先祖。

先祖にお願い事をしたところで、それを叶える力量は先祖にありませんし、叶えることを（霊界から）許されてもいません。

また、この世の執着を捨てて浄化している最中の先祖にお願い事をすれば、先祖はこの世のことが気がかりで浄化できなくなってしまいます。

だから、絶対に先祖にお願い事をしてはいけないのです。


話は変わりますが、沖縄ではよく「私は先祖に守られている」と言う人がいますから、皆さんの中にもそう信じている人がいるかもしれません。

けれども、これも間違いです。

先祖に守られたい、または守られている、と信じたい気持ちはわからなくもないのですが、あなたを守っているのは先祖霊ではなく守護霊（正しくは守護霊団）です。

よく巷の霊感が強いという人間に「あなたの亡くなったおじいちゃん（おばぁちゃん）が守護霊になっている」と言われたという話を聞きますが、それは守護霊の中の補助霊ということを指しているわけであって、故人が守護霊になることはありません。

もし、故人が守護霊になったのであれば、故人が亡くなるまでは守護霊がいなかったのでしょうか？

そんなアホなことがあるかいな！！( ﾟдﾟ)

だから、先祖崇拝もほどほどに。

これからは先祖にお願い事をすることも、先祖を過信することも止めてください。

きっと先祖たちも迷惑してると思いますよ。(；´∀｀)





P.S.「仏壇を見ないと先祖にたたられる」「跡継ぎを産まないと先祖が悲しむ」「病気をするのは先祖供養が足りないから」など、沖縄では先祖に関する迷信ばかりあって、それを信じる人たちも多いのですが、そういう人に「あなたは自分が死んだ後に子や孫、ひ孫にそんなことするんですか？」って聞くと「いや…」と答えるのに、なぜ先祖はすると思うのか不思議でなりませんね。