スピリチュアリスト直希の思うこと

「ポジティブに考えれば、物事はうまくいく！！」

「思考が現実化するのだから、幸せな未来を思い浮かべることが大事！！」

確かに、その通りです。

しかし、スピリチュアルに興味関心がある人は「思考の現実化」を過信していますから、僕には彼らが「現実逃避をしている」ように思えてなりません。

現実を見ていない「現実逃避者」。

もしくは、この世の厳しさを理解していない「能天気な楽観者」。

いずれにせよ、彼らの目には現実が見えておらず「思考が現実になる」などの「引き寄せの法則」に（言葉が悪いですが）脳がやられているのではないかと思うのです。

多くの人はスピリチュアルに魔法を求めていますから、それも仕方ないのかもしれませんが、いい加減、目を覚ますべきでしょう。

虫歯があるのに「虫歯は治る」と信じて放置していれば、どうなりますか？

体調が悪くて明らかに何かの病気かもしれないのに「きっと良くなる」と信じてバワースポット巡りをしていたらどうなりますか？

間違いなく症状は悪化するか、最悪、取り返しがつかなくなります。

今の日本も、それと同じだと思うのです。

多くの人が現実を見ておらず、まだ「きっとなんとかなる」「この波（コロナ禍）をこえれば自然とよくなる」と信じています。

でも、現世は学びの場ですからコロナでも学べず、変われない私達には、これから更に大きな試練が与えられることは目に見えています。

こんなことを書くと「ネガティブなことじゃなくポジティブなことを書け！」「終末論で不安を煽る詐欺師！」という批判を受けるのですが、でも、僕はただネガティブなことを言っているのではなく「だから、気づいた人が変わらなければいけない」ということを必ず伝えています。

現世（現実）は想像以上に厳しいのです。

今の狂った世の中を見ると発狂しそうになるかもしれませんが、でも、現実を直視し、そして受け入れた上で「自分に出来ること」「自分がすべきこと」を考えて、行動に移していく必要があります。

たとえ、どんな世の中になり、どんなことが起きようとも、そうやって実践し続けることが大切であり、その実践こそが霊界から求められ、試されていることではないでしょうか？




P.S.数ヶ月前にスピリチュアリズムを学んでいるはずのスピリチュアリストたちが群れて、大我のつもりの小我（自己満足）に走る姿を目にする機会がありましたが、僕はこれが現実なのだと冷静に受け止めた上で、改めて孤高に生きることを強く誓いました。