スピリチュアリスト直希の思うこと

霊的に見れば全ての出来事には「意味」がありますが、その「意味」ばかり考えないでください。

「意味」ばかり考えても無意味なのです。

苦難苦悩の「意味」がわかれば少しは納得できるかもしれませんが、しかし結局「意味」ばかり求める心理の裏には目の前の現実が受け入れられない気持ちがあります。

だから、たとえ霊的な「意味」がわかったとしても「でも、なんで私が？」「どうしてこんな目に…」「いつ問題（苦難苦悩）は解決するの？」となるだけなのです。

もちろん、霊的な「意味」を考えることは自分を見つめ、成長する上では必要なことではあります。

しかし「意味」を考えてもわからない時は、どれだけ考えてもわからないはず。

それは「いずれわかる」ということなのですから、考えてもわからないのなら「意味」を考えることは止めて「今すべきこと」を考えたほうがいいのです。

要するに霊的な「意味」ではなく、現実的な「対策（対処）」を考えるわけです。

それが「地に足をつけて生きる」ということでもあります。

スピリチュアルに興味関心がある人は霊的視点に偏りやすいですが、現世を生き抜くには現実的な視点はとても大切です。

霊的な視点と現実的な視点の両方のバランスを保ってこそ幸せに生きれるのですから、霊的視点で人生や物事を見つめながらも、地に足をつけて生きていきましょう。




P.S.セッションではたまに「それを知って何か変わりますか？」「それを聞いて何の意味があるんですか？」と尋ねることがありますが、その質問をする時は必ずお客様が地に足がついていないので、地に足をつけて欲しいという厳しい愛だと受け止めていただければと思います。