言う時には言うように!
周りから自分がどう見られているかを気にし過ぎている人や、相手(他人)はどう思うのかを考え過ぎている人は意思表示をすることが苦手な傾向にあります。
(意思表示をすることで自分が)悪く思われないか…
(意思表示をすることで相手は)気を悪くしないか…
(意思表示をすることで自分が)嫌われないか…
(意思表示をすることで相手は)傷つかないか…
(意思表示をすることで)関係が崩れるんじゃないか…
そんな心配をしてしまうからです。
しかし、意思表示をしなければ自分の気持ちや考えは相手に伝わりませんから、そのほうが厄介だし、難儀だと僕は思います。
もちろん言い方(使う言葉)を考えたり、言うタイミングを考えた上で自分の意思表示をする必要はあります。
もし、言い方や言うタイミングを考えて意思表示したのにトラブルが生まれたのなら、それは意思表示した内容に問題があるか、相手に問題があるといえます。
仕事上や関係性から意思表示をしないで誤魔化したり、黙っていたほうがいい場合もありますが「イエス、ノー」「できる、できない」「やる、やらない」の意思表示はほとんどの場合、問題ないはずです。
とはいえ、常に意思表示をしていると「我の強い人」「ワガママな人」「あつかい辛い人」「聞く耳のない人」に思われるので、必要な時に自分の意思表示をするといいと思います。
自分の言いたいことを常に言っている人よりも「言う時には言う人」のほうが周囲からの信頼を得られたり、評価が高くなるものですから、現世を生きる上では、そこらへんも考慮して上手に意思表示をしていきましょう。
P.S.流されやすい人や人から利用されやすい人、意地悪をされやすい人は「嫌なものを嫌と言えない」はずですが、世の中には「嫌と言わないってことはオッケーってことだろう」と考える人がいますし「何も言わないから利用しよう」「何も言い返さないから意地悪をしてやろう」と考える人もいるので自分の身を守るためにも、そして自分自身を大事にするためにも、ちゃんと意思表示をすることを心がけるといいと思いますよ。